南フランス一人旅(2012年3月22日~29日)
南フランス一人旅
2012年3月22日(木)
前日はとても落ち着かなかった。本当に落ち着かなかった。はじめてのヨーロッパ旅行、なおかつ一人旅ということもある。イタリアも本当にいけるのか? 本当に、ほんとうに、と……不安をいいだせば、きりがなかった。スキューバーダイビング旅行以外したことがなかったからね。
その不安の数ほど、期待と楽しみの数なのだろうけど……。
いつもの仕事の時間に移動開始。6時58分ぐらいのバスに乗り、渋谷へ。JR渋谷駅に着くと、山手線が都合良く到着、日暮里へ。西日暮里を通過するのだ。面白いものだ。都合良く京成スカイライナーにも乗り込み、家を出て2時間もかからないうちに、成田空港第1ターミナルへと到着した。

KLMオランダ空港の搭乗口を探し、自動チェックイン機で発券する。日本はわかりやすくていい。パスポートとEチケットレシートがあれば、すぐ発券できる(まあ、どこの国際空港も一緒なのだが)。これから「ボーディングパス」と呼び続けることとなるレシートのような航空券、本当にこれで大丈夫なのか?

座席通路側の席だったのでOK! パスポートと荷物を受付に預け、とっとと手荷物検査と出国手続きを済ませた。ドトールで時間つぶし。このときも、トイレの心配とか、飛行時間11時間の心配とか、あげるときりがなかった。そこらへん、チキン野郎だから。
定刻になり出発。KLMオランダ航空とはいえ、日本人添乗員がいた。機内食もおいしくて、ビールに白ワイン、赤ワインと、通路側のため、トイレを気にせずにがぶがぶ堪能できた。
11時間、長く感じたよ。寝ても眠れないし、隣の音大生も気になるし、スキポール空港がどんなものかの不安もあるし。行きの11時間は本当に長かった。現地時間の午後5時ぐらいに到着。さあ、ここからは日本人がいない!

スキポール空港到着→シェンゲン条約国入国手続き(つまりオランダで行い、フランスで入国手続きをしなくて済む)→手荷物検査→搭乗ゲートという流れになる。
シェンゲン条約国の入国手続きを済ませる前に、オランダ・スキポール空港を散策。広いとは伺っていたが、確かに広い。町、何個分なのだろう? この写真見てよ。乗り継ぎゲートまで歩いて28分だと。。。
買うものも見当たらなくて、1時間ほど楽しんだ後、パスポート審査を受ける。すんなり行ってよかった。その後の手荷物検査はえらい厳重だったけど。鞄の中、財布の中まで調べられたな。
B32番前のハイネケンバーでビールを飲んだけど、眠気が襲い、この間の待ち時間は本当に苦しかった。だから、眠気覚ましに無料Wifiスポットを探し回る。これ、驚くべきほどの調査力だった。レベルが上がったよ。よく見つけたと思う。数時間だけなら無料で使えるんだ。おかげさま、時間を潰すことができた。

ニースへ行くまで日本人はゼロ。僕だけだった。B32番から飛行機までのバス移動はマジで怖かった。全員マフィアに見えるんだw
宮古島に行く飛行機のように、2列・2列の小型ジェット機。乗り継ぎ便はどの国でも世界共通なのかもしれない。出発後、死んだように1時間ほど眠り、起きては機内食のパンを貪るように食べた。水が欲しかったけど、コーラが出てきたのはショックだったかな(笑)
11時間のことを考えると2時間という時間があっという間に感じる。待つことにも「慣れ」という要素が発生するのだな。
ニース・コートダジュール空港に到着は、予定より少し早めの22時30分です。手荷物はビジネスクラス並みの早さで出てきた。しっかりGetし、自動ドアから外へ出ると、友達が座って待っていてくれた。涙が出そうになったね。
空港からバスで移動する。夜だし、まったくわからず。これ、本当に一人だったら、ここで終わりだな。そう思った。バスに乗ると4ユーロ支払い、一日パス券もらう。これを機械に通さなきゃいけなかったのだが、機械に通すことを知らなかったため、最終日に使うことができた。
ニース、マセナ広場で下車、そして夜のニースを歩いて、お世話になる家へと向かう。

家に到着。お祝いのシャンパン・ロゼに委ね、男どうしの話に華を咲かせた。

午前1時ぐらいまで飲んで、ばたんきゅー。時差マイナス8時間とはいえ、出発から到着までに24時間近くかかったのかもしれない。えらい疲れた。
2012年3月23日(金)
翌日、午前11時に出発。イタリア・サンタマルゲリータへと出かけた。
「Ventimiglia」まで向かい、そこで乗り換え、「Santa Margherita L」まで行った。トータル4時間ぐらいかかったかな? 15時ぐらいに到着したんだ。途中、ipadでモノポリーをやりはじめてしまったため、翌日降りるジェノバの駅がどの駅か、調べることができなかった。
まあ、サンレモに行けたから結果オーライだったんだけど w

さて、降りてみるとなんだか閑散としたムード。サンタマルゲリータという町、おすすめと言われて出かけたはずなのだが、お店はほとんど空いておらず、イタリア語もまったくわからず、なるほどこれが未知の領域、未知のチャレンジというものかという事を知る。
メトロポールホテルでチェックインをしたあと、街中の売店で30ユーロぐらい買って、海岸で食べた。フォカッチャがすごいおいしかったよ。

その後、さらにおすすめという「ポルトフィーノ」へバスで向かうも、あまりにものなさにイライラしてしまった。そして思った。他人のオススメは絶対に受けるのをよそう、と。自分で見つけてこそだ。でも、ここで飲んだハウスワイン白がまあまあおいしかった。

バスで帰宅後、バーの兄ちゃんが教えてくれたお店に出かける。ここと、すぐ横のワインバーは最高だったね。

2012年3月24日(土)
朝食後、サンタマルゲリータの海岸を歩いた。昨日は姿を見せなかった観光客がたくさん集まる船があった。もしかしたらポルトフィーノの入り江に、観光客が押し寄せて、楽しい思いができたのかもしれない。だけど、気分的に参っていたので乗る気にもならなかった。
サンタマルゲリータの思い出はこのくらい。
11時ちょっとの電車で帰路につく。ジェノバに行こうと思ったけど、ジェノバのどの駅で降りればいいか、地球の歩き方を見てもわからなかった。もっと読み込めばよかったのだが、残念ながらわからなかった。
でも、その過ちが功を奏した。
サンレモで下車する。音楽とカジノの街ということだ。この町はイタリアにきた僕を救ってくれた。カジノでは30ユーロも勝たせてくれたし、あまりおいしくなかったけど、ピザも食べられた。音楽祭的なムードも示してくれたし、イタリアンジェラートも食べさせてくれた。エスプレッソも飲んだし、ミッションコンプリートですよ。



すごく楽しい思いでニースに帰る。しかしイタリアの人はとても優しくて、それが嬉しかった。
2012年3月25日(日)
この日から一人旅開始。モナコである。朝、バスの乗り方を教えてもらい、また地球の歩き方ひとつで歩き回った。1ユーロで乗れたのはいいね。ただ、どこで降りていいのかわからない。でも、大丈夫。適当でがんばろうと思った。
いい天気。快晴である。とりあえず地図を見ることもなく、下車したモナコの入口あたりをうろうろと徘徊。海岸が見えたので、それでモナコの全体像が見えたね。だから道に迷うこともなかった。

写真をばしばし取りながら歩く。案の定、モナコは何もない。確かにモナコへ来た人たちが口を揃えて言うように、さらっとの見学でいい。
モナコのカジノ広場に到着する。メインとなるカジノには臆して入れなかったけど、サン・カジノには入ることができた。入口に立っていたホテルの人は、とても優しい人だった。ここで378ユーロまで稼ぐ。あとはMAXBETで全部使ってしまった。

楽しかったからよかった。
モナコの海岸ではじめて食事を頼む。ワインとマルゲリータ。開放的だった。人生の勝者という乾杯だった。だけど、理想と現実はこんなにもかけ離れているのだろう。モナコはカジノやホテル以外、何もないのだ。日本庭園も「わはは」といった感想か。なんで日本庭園??

雲が出始めて、急いでニースの友人宅へ戻る。だいたい4時ぐらいかな? 休憩後、ニースのちょっとしたレストランに連れて行ってもらった。
2012年3月26日(月)
この日はエズへ。長距離バスターミナルで日本人と出会ったけど、ここで真央ちゃんがニースでスケートの国際試合に出るという情報を知る。
エズはよかった。本当によかった。庭園の景色と、DELIのサンドウィッチは格別だったんだ。素敵なお兄さんがもてなしてくれて、僕にとってのフランス旅行最高の食事だったよ。オリーブオイルを購入して、おみやげとして持って帰る。


帰りはニーチェの道を下る。

1時間30分ぐらいかな? ここは歩いていて気持ちよかった。海岸まで歩ききって、しばらく浜辺でぼーっとする。水着を来たギャルが2人いたけど、楽しそうだった。ナイスバディすぎますな。顔はわからんが。
エズの駅は誰もいなかったので、ゆっくり焦ることなく、はじめて切符を自動販売機で購入する。ここで切符の買い方をマスターした。
ニースに戻ったのは午後4時。帰りにビールを買って、それを飲んでひとり楽しんだ。友達が帰ってきたのは10時ぐらいだったけど、もう外に出るのが面倒くさくて、そこから眠りこけてしまったよ。
初ヨーロッパ、-8時間の時差ぼけはなおも続くらしい。
2012年3月27日(火)
この日はアンティーブとカンヌへ出かける。もう一人旅には慣れた。
アンティーブに関しては、事前にGoogleストリートビューで確認できたので、まったく地図を広げることなく散策ができた。まずはピカソ美術館。

ハンバーガーを食べたお店もウエイターがとても親切な黒人さんで助かったよ。お釣りの2ユーロは帰ってこなかったけど、まあチップとしてとっておいてくれ。オリーブがめちゃくちゃうまかった。

アンティーブを観光後、カンヌへ。ここでは5つ星ホテルを勇気を出して散策、海岸などを渡り歩いた。エズで出会った3人のおデブ家族に何度もあって面白かったよ。カンヌを一望できる美術館で、俺は小説家になるぞ! と叫ぶ。カンヌで叫ぶ裕次郎。ロゼワインがおいしかったからね。よかったよかった。

この日の夜はラストナイトだったので、友達の知っているお店に連れて行ってもらう。チーズとワインのお店だ。パルミジャーノ・レジャーノで作られたパスタは格別だったよ。ワインもおいしかったしね。

2012年3月28日(水)
朝起きたら体調がよくない。のどが痛い。緊張感MAXが続いたからだろう。とりあえず、扁桃腺が痛いわけじゃなくてよかった。
出すものを出して、最終日はエステをさせてもらう。初体験。ここは友人に感謝ですな。フェイシャル28ユーロ。まゆげを抜くのが……痛くてたまらなかった。
終了してから、最後にニースを観光。とりあえずビーチに。ニースのビーチもきれいだね。

高台まで上り、そこでチョコレートクレープをいただく。おいしかった。おいしかったけど、チョコで気持ち悪くなった w

写真をばしばし撮影し、帰宅途中にワインを買って帰宅。
15時半に友人と出発し、バスの時間までコーヒーをいただく。そのときにニースではじめてケンカを見物した。なんとも強そうな。。。16時で空港にバスへ向かう。17時にチェックイン開始。ここで宿を提供してもらった友達をお別れ。ありがとう!
チェックイン後、空港ロビーで上海の人と仲良くなり(日本語がハンパなくうまい)、18時50分に飛行機に乗り込み、20時ちょいにシャルルドゴールに到着する。
だが、のどの痛みと体のだるさは続く。50ユーロのコニャックを購入、12ユーロのオリーブオイルを購入。それでほとんどユーロを使い切った。
23時30分、シャルルドゴールから成田へ。中央最後列だったので、気兼ねなく座席を倒せた。帰りの11時間は行きの11時間に比べてあっという間。ただ、機内食はKLMオランダ航空のほうが上か? お味噌汁がおいしかったけど。

最後の一枚♪ 撮ってくれと頼まれて、頼まれ返した(笑) ふーっ。書ききった。旅はこれでおしまい。友人の助けがあったけど、なんとも楽しい南仏旅行でした♪
